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潰瘍性大腸炎の症状

  • 監修:東邦大学医療センター佐倉病院 内科学講座 教授/
    IBDセンター センター長 鈴木康夫 先生

潰瘍性大腸炎(UC)によって大腸の粘膜に次々と炎症が起こると、下痢や血便などのさまざまな症状があらわれます。

病変がみられるのは大腸のみ

潰瘍性大腸炎では、大腸の粘膜に炎症が起き、ただれたり(びらん)、潰瘍が発生します。通常、病変は筋層に至ることは少なく、粘膜層~粘膜下層までの表層に限られます。また、直腸から大腸へ(直腸→下行結腸→横行結腸→上行結腸)、連続的に認められます。

潰瘍性大腸炎とよく似た病気にクローン病がありますが、これは口腔から肛門にいたるまでの消化管全体に非連続的に炎症が起こり、多くの場合、筋層まで達するような全層性の炎症になります。

潰瘍性大腸炎の病変

(図)潰瘍性大腸炎の病変

潰瘍性大腸炎の主な自覚症状

潰瘍性大腸炎の症状で最も多くみられるのが、便の異常です。発症早期には、血便以外の症状がほとんどなく、痔による出血と誤りやすいため注意が必要となります。

炎症が大腸の広範囲に広がると、血便以外に下痢・軟便や血便・腹痛などの症状が、持続的かつ反復的にみられます。下痢がひどい場合には、1日に20回以上もトイレにかけ込むこともあるほどです。さらに症状が悪化すると、体重減少や発熱などの全身の症状が起こることもあります。

初発時の臨床症状

(図)初発時の臨床症状

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